文化のページ
 文化TOP熊本市の文化財文化財の種類と紹介建造物>円台寺の石造笠塔婆

県指定 有形文化財 建造物 円台寺の石造笠塔婆
(えんだいじのいしづくりかさとうば)
熊本市植木町円台寺
昭和40年2月25日指定 県指定文化財

笠塔婆は二基ある。凝灰岩で作られていて、共に塔身のみで、建久四年(1193年)在銘と、建久7年(1196年)の在銘である。
建久四年在銘の塔婆は高さ87cm、横22cmで頂部に首がある。本来この上に笠石があったのであろう。
全面に朱塗りの痕跡があり、上部の四方面に蓮華座の上に円をもって囲み、四仏の梵字を一字ずつ彫る。
「ア」の下に銘文が陰刻されている。建久7年在銘の塔婆は近くにあり、同じ形式の塔婆で、高さ110cmで上部に首がある。
現在の頂部の空風輪、火輪は後世に他の五輪塔の断材を転用したものであろう。 各面の上部より15cmと、27.5cmに、上辺に平行して陰刻の線があり、その線の中に「バン」「タラーク」「ア」「キリーク」と薬研彫りにする。梵字の部分を黒に、他を赤に塗りわける。バンの下に陰刻した銘文がある。 引用:「植木町の文化財」
円台寺の石造笠塔婆の写真