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| 県指定 有形文化財 美術工芸品 工芸品 |
鐔 西垣勘四郎永久作 銀二引九曜桜紋透 市内 |
| 西垣勘四郎永久は初代勘四郎吉弘の子で2代目を継いだ(寛永16=1639〜享保2=1717)。布目象嵌・据文象嵌などの技法を父から学び、それらの技法に最も優れていた。初代は主に鉄鐔をつくったのに対し、2代目はときどき真鍮や素銅を使い、これに象嵌を施しているところに特色がある。この鐔は素銅地を泥障形につくり、切羽台と耳を残して両側を鋤下げ、九曜と桜を上部に1個ずつ透かし、その各の透かしに半かがりに同じ紋を浮彫りにしている。両紋には唐草を金象嵌し、耳寄りには赤銅で唐草を平象嵌している。下部には銀で斜めに二引両を象嵌し、その下には貫穴が施してある。その精巧度から藩主用に製作されたものと思われる。 | |
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