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| 県指定 有形文化財 美術工芸品 書跡 | 新撰万葉集 黒髪2丁目(熊本大学) |
| 俗に「菅家万葉集」とも称せられ、平安時代中期に菅原道真が撰んだと伝えられる詩歌集である。内容は上・下2巻に分かれ、春・夏・秋・冬・恋に分類された和歌とそれを意訳した七言絶句を載せている。和歌もすべて万葉仮名を用いているので、全文漢字ばかりで書かれている。採られた和歌は「寛平御時后宮歌合」を骨子としている。本書は、原撰本と見られている九條家旧蔵本(文永11年及び正平6年の識語がある)系統の唯一の完本で、称名院(三條公豊)の自筆本を書写したものである。筆写は中院通勝と雄長老で、細川幽斎が奥書を記している。 | |
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