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熊本市の埋蔵文化財(遺跡)


1 遺跡って何だろう?

 地面の下に埋まっている私たちの祖先の生活の跡(家、墓、寺院など)を遺跡と呼んでいます。古墳・横穴墓・城郭のように地上に残っているものも遺跡といいます。


◎市内の主な遺跡

2 どうして遺跡は大切なのですか?

 遺跡は、当時の人々の生活の痕跡をそのままの状態で残しています。どのような建物があったのか、どのようなものを使って人々が生活していたのか、それらの疑問を直接私たちに教えてくれます。文字による記録が残っていない時代においては、特に遺跡がその手がかりとなります。
 現在、私たちが生活している熊本市は、遠い祖先から受け継がれたもので、これから未来へと受け継がれていかなければなりません。私たちの祖先の生活を知り、郷土の歴史を考えることによって、現在・未来に何か得るものがあるのではないでしょうか。近年の開発によって大変なスピードで遺跡が失われています。このため、子孫に引き継ぐ文化遺産として、できる限り残していかなければなりません。

 

3 どうやって遺跡を見つけるのですか?

 熊本市では、昭和30〜40年代にかけて、山や水田・畑などを中心に市内を歩き、土器や石器が落ちている場所や範囲を調べました。また、市民の方が遺物を採集されたことから分かった遺跡も数多くあります。
 現在では、住宅が建ち並び、遺物が地表に落ちているところが少なくなってきていますが、地面の下には多くの所で残っています。これまで見つかっていない遺跡もまだ幾つかあると思われます。もし新たに遺跡を見つけた場合は、文化財課にご連絡ください。

 

4 遺跡のあるところで工事するときは?

 いろいろな文化財を守るために、文化財保護法という法律があります。この法律には、遺跡のある土地で工事を行なう人(住宅の新築・増改築を始め、アパート・マンションの建築・宅地造成などの土木工事)は、工事を行なう60日前までに都道府県教育委員会に届出、調査をすることが定められています。
 いろいろな計画がありましたら、早めにご相談ください。
 遺跡の場所・範囲(熊本市内遺跡地)、届出の手続き等は文化財課にお尋ねください。


5 どうして発掘調査をするのですか?

 遺跡は一度壊してしまうと元には戻りません。ですから、そのままの状態で保存して後世にまで残すことが大事です。しかし、やむなく遺跡を壊して工事をしなければならない場合、工事に先立って発掘調査を行ないます。そして遺跡を写真や図面で記録に残すようにしています。また、遺跡そのものを保存するために必要なデータを得るための学術的発掘調査をすることもあります。


6 発掘調査の記録や出土品はどこにありますか?

 熊本市で出土した遺物は、主に熊本市立博物館で保管され、一部を展示してあります。ほかに、託麻市民センター、熊本市青年会館、県立美術館、熊本市立図書館などでも展示してあります。
 展示してあるものの他にも、希望があれば見ることができます。気軽に文化財課までお問い合わせください。
 また、発掘調査の内容は詳しく記録としてまとめられて保存されています。この報告書は市立図書館や各市民センターの図書室において自由に閲覧することができます。

埋蔵文化財関係様式ダウンロードサービス
土木工事等による埋蔵文化財発掘届(第93条第1項)
  Excle:48.5 KB 民間事業用
PDF(57.0 KB) 記入例
土木工事等による埋蔵文化財発掘通知書(第94条第1項)
  Excle:46.5 KB 公共事業用
PDF(55.9KB)
埋蔵文化財存在状況の確認(依頼)
  Excle:18.5 KB
PDF(3.82KB)

問い合わせ先


観光文化交流局 文化スポーツ交流部 文化振興課

〒860-8601 熊本市手取本町1番1号 
       電話 096-328-2111(内線2039)
FAX 096-324-4002

Email:bunkashinkou@city.kumamoto.lg.jp