| ■ |
|
動植物園をはじめ庄口公園、サイクリングロード、江津湖など、多くの憩いの場がある泉ヶ丘校区。
今でこそ宅地化が進んでいるものの、昔は広木町に家があるほかは、見渡す限り畑が広がっていました。
昭和17年、民間の航空機製作所設立に伴い、校区の畑一帯に社員住宅が作られました。
戦後その住宅が払い下げになって現在の町並みができたそうです。 泉ヶ丘小学校は、昭和31年に健軍小学校から分かれて創られました。 学校内外に菜園を設け、地域と一帯となった環境教育が行われています。 そんな泉ヶ丘校区にお住まいの建川奎之さん、川上初代さんにお話を伺いました。 「昔は、畑以外本当に何もなかったですね。そこらにすいかがゴロゴロころがっとったのを覚えとります。 健軍小学校へは広木はもちろん、佐土原、三郎、小峯辺りからも通って来よったとですよ。 遊びと言えば、学校から帰るとすぐ、江津湖へ泳ぎに行くのが仕事でしたね。 江津湖はみんなのたまり場だったとです。 以前はとても水がきれいで、矛でうなぎや魚を突いて取ったりもしよりました。 そういえばボートをこいで遊びよった時、上手な者がスーッとこぐと、えびなが飛び込んできよったですよ。 寒くなると、男の子はむくの実ちぎりやビー玉、竹馬なんかで遊んだもんです。 ビー玉はポケットにいっぱい詰め込んで見つからんごと学校に持って行きよりました。 箱いっぱいたまると、庭に埋めよったですたい。 女の子はお手玉やまり突き、それに乾いた銀杏の実で”落としのなーご”て言う遊びばしよりました。 これもまた見つからんごとして学校に行きよったですね」。 カワセミの住むきれいな江津湖に 「夏には肥料にするため、江津湖の藻取りばしよりました。 これは江津湖の清掃も兼ねとって、大きな船が5〜6そう、湖面を進む様子は、一つの風物詩でしたよ。 ところが、最近は藻を取るくらいでは追いつかない程湖の汚染が進んでいるとです。 カワセミが群れるくらい澄んだ湖を取り戻して、子供たちに見せたいものですね」と願いをこめて話してくれました。 (平成5年4月号市政だより「くまもと散歩」より) |
![]() | 泉ヶ丘小学校・健軍水源地 | (608k) |
![]() | 泉ヶ丘校区風景 | (800k) |
![]() | 江津湖・大エノキ | (1M) |