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小島校区

 小島校区は、市の西部、坪井川・白川の下流に挟まれた所にあります。 明治の中期に今のJR鹿児島本線ができるまで、この2つの川の水運を利用して島原、天草、そして遠くは関西や関東方面へたくさんの物資の交流で盛え、旅館や商店街が軒を並べていました。 今後は熊本港の背後地として活性化が期待されています。
 小島小学校は、創立以来120年になり、門のそばには潮害の被害者を弔う無縁仏が残されており、古い歴史が伺える学校です。現在は、緑のコンクールにも入賞するなど環境教育に力が注がれています。
 そんな小島校区にお住まいの島田敏彌さんにお話を伺いました。
 「私が子供のころは学校から帰ると近くの御坊山でよくかくれんぼをして遊びよりました。 小さい抜け道をみつけては逃げたもんです。あのころは、もっときれいな山でぐるりを桜の木が囲んでいました。 花が咲くころには、出店もでとったですよ。他にラムネ遊びやパッチン、こま回し、”ねんがらうち”などをして遊びよりました。 祭りの中でよく覚えているのは、御坊山の中にある阿蘇神社で10月15日に行われるお祭りですな。 前の晩には護夜だいこに合わせて子供踊りをしよりました。 座元に集まって『こんやでんもんな、あすのばんにゃかてん・・・』て歌いながら踊るとです。 当日も本だいこに締めだいこが叩かれてにぎわいよったですよ。 そういえば今でも残されている踊りで新地節というものがあります。 干拓が行われよった時の労働歌で、がた切り踊り、銭だいこ、さら踊りの三部構成になっとります。 この踊りは、最近復活したもので、次の世代に伝承しようと有志が集まって活動を始めたんですよ」

語り継ぎたい小島の歴史

 「この地域には、弥生前期の”そうかん”や6世紀初期の千金甲古墳など古い史跡が残っている割に文献が無くて詳しい歴史がわからんとです。 そこで数年来、歴史の研究を続けていますが、先日、船運で栄えたころの積み荷用の”赤石の階段”や川の流れを変えるための”はね”それに白川御番所跡などが見つかったとですよ。 大事に残していきたいものです」と話してくれました。
(平成5年6月号市政だより「くまもと散歩」より)


Quick Time Movie

千金甲古墳・小島小学校(1.2M)
専照寺(上の寺)(1M)
御坊山・小島阿蘇神社(832k)
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